数学の解き方

少し難しい数学の問題を解くとき「どう解けばいいんですか?」と聞かれますが、実は「どう解くか」を意識しないことも多いのです。問題を解くときは、①今ある数値・文字から計算できるものをとりあえず計算する、②これがわかれば答が求められるというものを探す(図や表が有効)、という二つのことを繰り返し、①と②が一致すれば、いつのまにか問題が解けることも多いのです。大事なのは①も②もまず手を動かして、図表や数字を紙に書いて目で見ることだと思っています。解き方を知っていないとえらく苦労する問題もありますが、基本は「手を動かしてから考えろ」と指導しています。