I'm sorry

 イギリスのコンサート会場でテロ事件がありました。主催した歌手のコメントで "I'm so sorry" というのを「本当にごめんなさい」と訳していたニュースが多かったのですが、歌手に責任があるわけではないので、ここは「お気の毒です」とか「心を痛めています」(RKBのローカル番組ではこう訳していた)と訳すべきでしょう。

 "I'm sorry" についてよく説明するのは、相手に対する同情や謝罪の気持ちを表すので、感謝の気持ちを含む「すみません」には使えないことです。また、英語("Excuse me" や "Pardon" も)に限らず、謝罪の言葉を口にすると自分の非を認めたことになる、という文化の国も多いので、特にビジネスなどの場面では気をつけてください。