読書感想文「十五少年漂流記」

 夏休みの課題の読書感想文が苦手という生徒も多いみたいです。ページが埋められずに、邪道とわかっていてもあらすじを書いてしまわざるを得ない、そんなときにおすすめが「引用」です。①作者について調べる、②話の時代や場所の背景を調べる、③他の作品と比較する※、③あとがきや書評を引用する、④周りの人の意見・感想を引用する、⑤自分の体験を書く、など直接自分の感想ではないことを挿入して「かさまし」するのです。他力本願でずるいようにも思われますが、読書の質を高める上では、むしろ有益なことだと思います。もちろんただのコピペ※「はだめです。何から引用したか、それに対する自分の意見はどうか、きちんと書くようにしてください。

 その他、読書感想文について指導するのは、①読みながら気になったことはメモすること、②何が一番心に残ったかをはっきりさせ、それに絡めながら書いていくこと、③いきなり原稿用紙に書かず、下書きをしてから清書する(その点パソコンを使うと楽だ)、などです。

 人にやらせるばかりではなんなので、自分でもちょっと書いてみました。きちんと推敲していないので細かい部分は許していただくとして、添付ファイルで400字詰め原稿用紙5ページ弱になります。

 

※コピペ、ネタバレ、リアル、などのカタカナ語は、国語の課題や試験ではなるべく使わないようにしましょう。感想文中で「サバイバル」は使ってしまいましたけど。

 

※感想文中に、「主人公グループはせいぜい6・7人}と書いてしまいましたが、映画の「オーシャンズ13」は主人公グループが13人でした。多すぎたせいか、シリーズ最新作は「オーシャンズ8」になってます。

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